40代の女性がイラっとしたときの対処法

タイトルは40代ですが、それは何のことはない、私が40代だからです。

家庭を持っている人は、40代といえば子どもがまだ家にいて、夫も仕事していて、という感じが多いのかなと思います。私の悩みは誰かの悩み。

イライラすることが多く、他爆させたり、自爆したりしてきた私は、とうとうアンガーマネジメントの勉強を始めました。

自分の短気さや、怒ったときの感情の悪さ、みんなを傷つけた罪悪感、いろんなことに嫌気がさしたのです。

アンガーマネジメントを教える資格をとり、日々自分で自分の感情を見つめなおした結果、こんな対処法が効くな、と思ったことをシェアします。

さて、前日のブログでは、私が心を込めて作ったサンドイッチを夫が「(そこに)置いてて」と言ったことに傷ついたことを書きました。

それを例にします。

心を落ち着かせ、気分を切り替えていった順番はこちらです。

①自分のコンディションが悪かった

私はPMSだったに違いない(生理前のイライラ)。

ひょっとして更年期?

そう言えば、嫌なことがすでにあったから、負の感情が心にたまっていた。

生理前のイライラや更年期はホルモンのなせる業なので自分ではどうしようもないですね。

あと、見落としがちなのが「負の感情がたまっていた」こと。

怒るときは、そのこと単体で怒るということではなく、その前に心に負の感情がたまっていることが多いです。

だから、そのことだけが理由ではないとまずは思ってみます。

そういえば、朝ごはん前に私の負の感情、たまっていました。

減っていると思って体重計にのったら反対に増えていました。

畳が汚れていると思ってさわっていると猫のうんちで、さらに畳に汚れがめり込んでしまいました。

娘の宿題が終わっていませんでした。

だからすでに私は「寛大」な状態ではなかったのです。

②相手もそんな状態だったかもしれない

目の前にいる相手は、私たちが思っている状態ではない可能性が大いにあります。だって私自身が①のような状態だったからです。

夫は今日の仕事のことを考えて余裕がなかったのかもしれません。

朝、鏡を見て、「また髪の毛が減っているなぁ」と悲しくなったかもしれません。

わからないときは、勝手に決めつけます。きっとそうだったんだな、と。

その方が許せますから。

③体を動かす。

心を整えた後は、プールとジムで身体を動かし、汗を流しました。

トレーナーの方と話したり、ジムの友だちとお風呂に入ったりしているうちに、心の傷の血が止まり、乾燥して過去のものになっていきました。

身体を動かす、汗をかく、という力わざの作業は効き目が抜群です。なぜなのか説明を聞くよりも、実際にやってみたらわかります。

プールやジムに行く時間がないなら、その場でぴょんぴょん飛んでみるだけでも効果があります。

とどめはこれです。

④怒りに点数をつける。

これって怒りの点数をつけたら10点中何点?

→1点~2点かな。

→だったら、そんなに怒ることもないか。

→ほっとこ。

女性は特にホルモンの変化から、気持ちが傷つきやすかったり怒りっぽかったりするときがどうしてもあります。そんなときでも、気持ちを前にむけるために、怒りに点数をつけるのは効果的です。数字はわかりやすいのです。

天気予報で最高気温を知ると、今日は暑いな、とか寒いなとかわかるので、着ていく服を選べます。

それと同じで、今の怒りは何点なのかつけてみると、感情の熱さと怒りの数字が比例していないことが多々あります。

0点はまったく怒っていない状態。

10点は例えば相手を殴り倒してやりたいと思うほど怒っている状態。

理不尽な左遷やボスママによる誹謗中傷だと8とか9とかになるかもしれませんね。

だとすると夫や子どもの不用意な言動はたいてい1~3点です。

私は1~3点を付けたときはそんなに真剣に考えることない、と放っておくことに決めています。きっと1年後は忘れているからです。1年後に忘れているようなことは、さっさと今手放して忘れてしまったほうが時間の無駄になりません。

でも、同じことで何回も怒るなら、そうならないための策が必要です。

自分がそれで怒らなくて済むようにすることです。

自分の考えを変える、相手と話し合ってみる、などです。

相手に伝えたほうがいいことなら、相手の機嫌がいいときなどタイミングを見計らって話してみます。

話すときは、責め口調ではなく、わかってほしいな、という感じで。

①から④をやってみてください。

やらずに何年も同じことに怒っているのは心の無駄遣いです。

もったいないですよぉ~。

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