小学校5年生になると急に娘がパパを嫌い始めました。
一説によると、異性を意識し始める年頃になると
一番身近な異性＝パパなので
離れ始めるとのこと。
だから身体を触られるのを極端に嫌い始める。
SNSなどで耳が肥えている娘は言葉がきつい。
ある日ごはんを食べていた娘（髪が長い）に対し
「髪むすべば？」とパパが髪を触った途端
「やめて！触らないで！セクハラ！！」
とキレたのです。
私は〈きたきた、この時期〉とさして驚きもしなかったのですが
夫は目を丸くして驚き、激怒しました。
あーあ、もう！勉強が足りないよ！
娘とバトルになり、二人ともごはんの途中でプイっと
部屋にこもってしまいました。
娘は私が身体を触るのも嫌がるようになりました。
娘のぷにぷにの足や頬につい触れたくなるのですが
やめました。
でも、「ママ、肩もんで～」と言ってくるときは
肩をもんであげます。
足が痛いといえば、足をもんであげます。
自分からお願いするときは身体に触ってもOKです。
さて、夫のほうですが、夫は女の子のパパを初めて経験しているので
知らないことが多いです。それで自分で調べてくれたらいいのですが
そうでもないときは私が教えないといけません。
なにかあるたびに家族がギクシャクするのは嫌ですから。
夫の機嫌がいいときを狙ってこう言います。
「小学校5年生から急にパパが嫌いになるのは順調な成長の証。
うざいとかキモイとか言われたらびっくりするかもしれないけど
本人も感情のコントロールができずに苦しいんだよ。
私もそのころは汚い言葉を吐いて部屋に戻っては
ごめんなさい、ごめんなさいって泣いてたよ。
だから、何か言われても、成長してると思って見守ってあげて」
それ以後、娘がきつい言葉を放ったとき
私はどきっとして夫と見ると
うまくスルーしていました！
そして寝る前、娘は
「パパー将棋しよう」といって
楽しそうに将棋をしていました。
パパたちも、女の子のパパは初めてのことで
わからないことが多いし、あったまに来ることもありますよね。
どうか、思春期にさしかった娘の暴言は
成長の証と、広い心でスルーしてあげてください。
でも！許してはいけないことや𠮟るべきことはきちんと伝えないといけません。
その場で無理だったら、後日落ち着いたときにでも。
そんなパパは、将来娘さんが彼や夫を選ぶときの
理想像となります。
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