娘の不思議な不登校

子育て

なんと、小学校高学年の娘が6月下旬から学校を休み始め、夏休みに突入!

いわゆる、これが、「不登校」?

定義では、「年間30日以上の病気や経済的理由によらない欠席」だそう。

まさかうちの子が!

…なんて思いませんでした。

娘は、ちょっと気難しいというか、陰にこもるというか

ちょっとしたことで気分がぐちゃっとなるので、

夫と「今後、不登校とかありえるかもね」と話していたのです。

夫婦でけんかばっかりしてますが

ここでは不思議と意見が一致していたものだから

いざ学校に行かない!って娘が言い始めたとき

「あ、そー」って感じで、私たちは無理に行かせませんでした。

それどころか、職場が近い夫は、毎日お昼におやつを買って家に帰って娘と昼ご飯を食べてくれました。

それでも、いじめとかだったらいけないので

とりあえず理由を聞いてみました。

娘があげた理由はこれです。

①友達が、悪気はないと思うけど「きも」とか「うざ」とか言うのが傷つく。

②(田舎なので)蚊や虫が多く、虫刺されが赤く目立って治らないから嫌。

③お母さん(私ですね、はい。)が、お兄ちゃんと私を比べる。

 そしてお兄ちゃんが私立の大学に行くから、私の分の学費が足りないから大学は国公立に行ってって言われるのもプレッシャー!

①は、理解できます。

②は、「え?そんなことで?」という感じ。虫よけを塗っていけばいいし。。。

③は、晴天の霹靂。「え?私?」って感じでした。

そこで、①~③まで、割合を示してほしいと言いました。

高学年ですから、円グラフとか習ってますからね。

で、結果は…

①は10%

②は40%(以外に大きい!)

③は50%

・・・③が一番大きいじゃん!

え?

わたし??

鳩が豆鉄砲をくらったような顔、というのはこのときの私のことを言うのでしょう。

知らないうちに傷つけていたのかー、私!

「そっかー。。。お母さん、そんなつもりはなかったけど、そう思っていたんだね。ごめんね」

と謝り、これからはそんなこと言わないように気をつけると約束しました。

虫よけも買ってきました。

お友達の件は、担任に言って、うちの娘と特定されないような形で、全校生徒に対して「最近言葉が乱れているかもしれないから気をつけよう」と指導してくださることに。

よし、これで悩みは半分以下になったはず!

ところが…

やっぱり娘は学校に行きません。

あれー?

なんでかなー?

学校に行かなくなって3週間ほどたったころ、

夫が真剣に娘と話しました。

すると、学校に行かない原因は①~③じゃなくて

別にあったということがわかりました。

おいー!

私のド反省の日々は一体…

ママには言わないでってことらしいので、私は聞いていないことにしました。

わが家は、学校に行っていないからといって、外出を制限したりはしませんでした。

外に出て、人とつながる経験は大事だと思っているからです。

娘はとても仲の良い6歳上のいとこのおねえちゃんがいるので、

ある日一緒にお出かけをさせました。

そして娘はいとこのおねえちゃんにもその原因を話したらしく

姉(いとこの母)から夜私に連絡が。

理由はやはり、夫に話した内容と同じ。

じゃあ、それが本当の原因に確定か?

その原因とは、お友達の一言。

身体的特徴を指摘されたらしいのです。

そんなすごい特徴でもないのですよ。

腕が細くて、太ももが太い、と言われたそうなんです。

腕が細い、ってフツーに誉め言葉じゃ?

太ももが太い、って当たり前ですよ。だから「太もも」には「太」って字が入ってますやん。

もう、それを聞いたときは

「は?」

って聞き返しました。

それでも本人が気にしてしまったのだから

問題は事実か否か、ではないのです。

私はやっぱりその理由を知らないことにしないといけないので

さり気なく、体型をカバーするような服を買ってきました。

すると、それは気に入って着ているようです。

やっぱり気にしているのかな。

そういえば、気温が暑くなってきたのに

ぶかぶかのトレーナーをかたくなに着て行ってましたね。

今思えばそれがサインだったのかもしれません。

今娘は「夏休みが終わったら、学校行くよ」と言います。

でも夏休みが終わる=秋=涼しい

って勘違いしているかも。

9月はまだまだ暑いよ。まだ夏よ、夏。がんがん暑い。

夏休みが終わっても、学校に行かないかもしれないなー。

そんな気持ちで毎日ゆるーく見守っています。

でも夏休みに入った途端、お友達と遊ぶんですよ。

今日も一日遊んできました。

???

傷つく言葉を言った友だちじゃないからかもしれませんが

不登校中はあんなに昼間外に出たがらなかったのに(誰かに見られるかも、とか心配して)

ころっと遊びに行くんですから。

先生が、夏休みの間、誰もいないから、学校にきて休んでいたところの勉強しにきていいよ、と言ってくれたので、私は誰にも会わないなら行くかな?と思って娘に聞いたんです。すると

娘「いかない。」

私「なんで?」

娘「だって夏休みよ?何で学校に行くの?」

私「・・・」

娘の中では、夏休みは学校に行かないもの、という確固たる定義があったのです。

ちょっとギャフン。

でも、まぁ、そうかって思いました。

さらに娘は続けました。

「もう夏休みはほとんど予定を入れている」

え?なんの予定??

さてさて、娘は夏休みをどう過ごし、

夏休みが終わったら学校に行くのでしょうか?

またご報告しますね。

学校に行っても行かなくても

娘がごはんをおいしそうに食べ、

見つけた面白動画を私に見せてくれ、

そうやって笑顔でいてくれるだけでいいんです。

家にいるときは安心して楽しく過ごしてくれている、

それが一番。

夏休みあけても行かなかったら

そのときまた次の手を考えます。

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