子どもが言うことを聞く我が家の必殺技

子育て
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テレビ、スマホ、ゲームなど、夢中になっている子ども。

何時までよ、と決めていてもその5分前にやめる子どもがいたら顔を拝んでみたい。

多くのご家庭で「時間よ!いつまでやってるの!やめなさい!」って言っているでしょう。

「~しなさい」は聞きたくない

人は命令されるとなんか嫌な気分になります。

お皿洗いしようと思っていたところに義母から「あらあら、まだ洗ってないの?早く洗っちゃいなさい」なんて言われたらどうでしょう。

少しムッとして〈今から洗おうと思っていたのに〉と心でつぶやいて、洗うでしょう。モンモンとして。

これ、子どもに「そろそろ宿題しなさい」というシチュエーションと同じです。

「今からやろうと思っていたのに、そんなに言われたらやる気がなくなった!」

って聞いたことないですか?

私はあります。

「~しなさい」は使うのをスッパリやめましょう。

じゃあ、どう言ったらいいの?

ですよね。

この2つを試してみて!

「~しようか」

これは片付けや洗濯物たたみのお手伝いなど、一緒にできるもののとき効果的です。

部屋にちらかったものを片付けるのは、熟練した私たちと子どもでは見え方が違います。

私たちなら、ちらかった部屋を見ただけで、ごみはゴミ箱、おもちゃはおもちゃ箱、脱いだ服は洗濯物へ、と仕分けができます。でも子どもたちには、果てしなくごちゃついた部屋にしか見えず、どこからどうしていいかわからないだけかもしれません。

子どもがまだ小学校低学年なら、自分が散らかしたのだから自分で全部片付けさせる、というのはまだおいといて、一緒に片付ける、またはほとんど親が片付けるくらいの気持ちで一緒に片付けたほうが穏やかに終わります。

子どもも、親が一緒に片付けてくれると安心するし、片付け方を見て次第にうまくなります。子どもって見ていないようでよく見ています。

なので、使う言葉は「~しようか」です。

なかなか時間と忍耐が必要ですが、怒鳴ることが少なくなりますよ。

時間を自分で決めさせる

これも「~しなさい」よりはるかに効きます。私の感覚では、「~しなさい」は2度と使わなくていいな、と思うくらいです。

我が家では、スマホやスイッチなどの電子機器は夜の9時までと決めています。

それでも何かに夢中になってなかなかやめられないときがあります。

気持ちはわかるのですが、長時間するのは目にはよくないし、時間の約束を守らせることも大事です。

10分から15分は延びても仕方ない、と割りきってからこう言います。

「それ、あとどのくらいでキリがよさそう?」

すると、急にやめさせられないんだ!とちょっと安心して、子どもなりに答えます。

「うーん。あと10分かな!」

そこで「じゃあ、9:10までね!自分で言ったんだからちゃんと守ってね」

すると、かなりの高確率でやめるんです!

人から強制されたことはなかなか従いたくありませんが、自分が決めたことならやれるのです。

これは我が家で実践してきて効果があったのでご紹介しました。

子どもの個性や家庭環境は様々ですから、このやり方がうまくいかないこともあると思います。そのときはお役に立てずごめんなさい。

私は、怒鳴り声と子どもが縮こまることが一つでも少なくなれば嬉しく思っています。

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