小学生のうちは勉強より遊び…の教育の結果(我が家の息子)

わが家には1男1女がいます。

胎教、幼児教育などの情報にあふれた中で、一応やれるものはやりました。

その結果、思ったのは

息子は学校の勉強むきではない

ということ。

じっとしていない。

すぐ集中が途切れる

座って繰り返し漢字を書くのが苦手

とにかく「お勉強」をしている息子は、修行僧のように「堪えて」いる状態。

そこで、小学校1年の2学期から早々に「勉強」に見切りをつけ、息子に言いました。

「小学校のときは、とにかく友だちと遊べ。

中学生になったらお勉強モードになろう。」

ご想像の通り、先に結論から述べますと、

「中学生になったらお勉強モード」にはなりませんでした。

勉強するクセがついてないから、親が思い描く「勉強をする子」にはなるはずもなく…!

今、幼児や小学校低学年を育てている親御さんは、色々心配でしょうが、

うちのケースが一つの参考になるといいなと思って書きます。

私は息子の子育ては、大成功だったと思っています。

なぜなら、息子は、小学校のときは思いっきり友だちと遊んだ結果、

①体を動かすことが楽しくなり、運動系に進んだ。

②体格が良く、運動だけで高校・大学に進学。(ほとんど受験勉強なし)

③友だちから学ぶようになった。

友だちとうまくいくから、成績が悪くても学校に行きたくないという日は皆無。

宿題を多少していなくても、先生から毎日怒られても、先生とも仲良く過ごしました。

③の友だちから学ぶようになった、はこういうことです。

運動していると、「もっと足が速くなりたい」とか思うようで、

そのとき息子がどうしたかというと、陸上部の超足が速い子に

「どうしたら足が速くなる?」と聞いて、色々教えてもらってました。

そして、実際足が速くなりました。

おかげで高校の時は、野球部で一番足が速く、しかも、ばてないので、

それを見た大学の運動部の監督が息子を大学にほしいと言ってくれました。

18歳となった息子を見ていて、子育てを振り返ると、

勉強より、対人関係力を伸ばす方向で(息子の場合は)良かった、と思っています。

一方、コツとしてお伝えしておきたいことがあります。

それは

「あなたの脳みそは質がいい。本当は頭がいいんだよ。」

と言い聞かせること。

息子は自分でそう思い込んでいます。

実際、1度友だちと「どっちがクラスの成績順が上になるか」と勝負したとき、

いつも下から数えたほうが早かった息子がクラスで10番になりました。

「俺はやればできる」

と、どや顔でした。

そして次のテストはまた10番ほど下がりました。

瞬間最大風速のようなものでした。。。

この子はお勉強向きではないかも、、、と思ったら

好きなことができる世界にポーンと解放すればいいんです。

勉強はできたほうがいい。

でも、その子が自信をもってのびのび生きる方がもっといい。

そしたら親がしらない世界(学校や友だち、先輩)から勝手に色々学んで

自分の道を見つけていくものです。

親ができることは、家庭での礼儀やマナーを教えること、衣食住を与えてあげること、くらいでしょう。

いろんな期待やこうなってほしい、ああなってほしい、は要らないなぁと改めて思いました。

道を外れそうになったときだけ、教えてあげる。そんなスタンスで、しっかり子どもって育っていくものすね。そうは聞いていても昔の私は、「ほんとかな~!?」と思っていましたが、1人育て上げた今、「ほんとにそうだったなぁ~」と実感しています。

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