息子と娘に伝えている「理想の結婚相手の条件」

子育て

結婚相手にはどんな人がいいと思いますか?

もちろん「大好きな人」?

結婚は、好き好き大好き!でするのもいいですけど、その気持ちって長くもっても3~4年です。

かくいう私も、結婚してすぐは「この人と一生ケンカすることないかもしれない」ってくらい思ってました。でも、1年後にはケンカしてました。

自分の結婚を振り返って、さらに世間の結婚ストーリーを組み合わせた結果、私は息子と娘に理想の結婚相手についてこう言っています。

息子編

健康で、料理上手のきれい好き、かつ仕事をもっている人。

娘編

健康で、思いやりのある、稼ぐ人。

共通編

尊敬できるところがある人

息子と娘で、違いますね。

なんで?ってジェンダー的に違和感をもつ人もいらっしゃるかもしれません。

私は留学中と大学院でジェンダーを学びました。

そこでどうしてもぶつかる壁が「女性は産む性である」という事実でした。

妊娠・出産って肉体的にも精神的にもすごく大きな出来事です。

仕事はしばらく休まないといけないし、体力回復させつつ、ほとんど何もできない赤ちゃんのお世話をしないといけません。そこに、ホルモンバランスの乱高下で、精神的にも不安定になるのですからそれは経験者にしかわからない大仕事です。

これは産む性として避けられない事実。

諸外国には、2~3か月で仕事復帰する女性がマジョリティのところもありますが、よく見ると、さらに第3国からシッターを雇うことが普通って社会の仕組みがあったりします。

日本ではなかなかそんな仕組み、ないですよね。

だから、息子と娘にはさきほどのように違う言い方をしています。

息子は、家事料理全般できるように育てています。それは生きていくために必要なことですし、将来奥さんに愛され続けてもらうためでもあります。なので、奥さんに料理と掃除を任せるために、「料理上手のきれい好き」と言っているわけではありません。

料理がおいしい家庭は、家族の笑顔と健康につながります。

いつも片付いている家庭は、精神的にも身体的にも気持ちよく過ごせますから。

お互いに基本路線にそれがあればいいですよね。

さて、つぎは娘編です。

娘には、結婚出産しても仕事は持ち続けなさい、と言って育てています。

それは、私の経験からきている言葉です。

結婚してすぐ夫が病気になったので、私が経済的に支えた時期(10年)がありました。

私に家族を運営していくだけの収入がなければ、この家族は成り立ちませんでした。

結婚した人がずっと仕事をしていると約束されているわけではありません。

ですから、娘にも仕事をもつように言っています。

相手が健康じゃないと、とっても辛いんです。お互いに。

(そもそも「健康だ」と思って結婚した人が急に病気に見舞われた場合)

次に、「思いやりのある人」は、かなりいろんな意味が含まれています。

妻が仕事から帰って、家事育児にドタバタしているのに、自分はビールをプシュッとあけてソファーでごろっとするような男の人だけは選んでほしくありません。仕事から帰って疲れているのは同じですす。「思いやりがある人」なら、一方が忙しくしていたら「何かできることない?」って言えると思うからです。

とかく女性は「平等」を求めます。

「私ばっかり~」

そんな不満をもちやすいです。

だから、「私ばっかり」にならないような、思いやりのある相手を選んでほしいのです。

「稼ぐ人」は、すごい稼ぐ人って意味ではありません。

稼いでも浪費されたら困りますし。

これは経済的に堅実な人、という意味です。

貯金や投資をして、家族がやっていけるだけの稼ぎがある人が理想です。

結婚生活は、特に子どもができたら、「経済」からは逃れられません。

娘が、たとえ出産子育てで一時的に仕事を中断しても安心して生活していける人がいいです。

共通編の「尊敬できるところがある人」は声を大にして言いたい条件です。

だって、好き好き大好きの「LOVE」は次第に消えますが、尊敬は消えないからです。

ムカつくけど、ここは尊敬できる。

そうなったら、気持ちが持ち直せるからです。

結婚は、愛も大事。経済も大事。習慣も大事。

そんなに全部うまくいくわけないけど、最低限この条件だとうまくいきます。

というわけで、まとめますと…

息子に伝えている理想の結婚相手の条件は、

健康で、料理上手のきれい好き、かつ仕事をもっている人。

娘に伝えている理想の結婚相手の条件は、

健康で、思いやりのある、稼ぐ人。

共通してさらに加える条件は、

尊敬できるところがある人

結婚相手は自分の一生に大きく影響します。

愛なんてほわっとしたものだけでするものではなく、冷静に判断してほしいと願っています。

にほんブログ村 子育てブログ ワーキングマザー育児へ
にほんブログ村

コメント

タイトルとURLをコピーしました